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ルイス・エチャバリ前NEA事務局長への叙勲伝達式について

2014年10月6日

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 平成26年10月6日に兒玉和夫OECD日本政府代表部大使公邸において、我が国の原子力安全強化及び国際社会における対日理解の促進に寄与した功績により平成26年春の外国人叙勲者に選ばれたルイス・エチャバリ(Luis Echávarri)前NEA(原子力機関)事務局長への勲記・叙勲伝達式を執り行いました。

1.日時:10月6日(月)

2.場所:大使公邸

3.概要
(1) 伝達式には、ルイス・エチャバリ氏夫妻をはじめ、OECD各国代表部大使、玉木OECD事務次長、カプファーラーOECD事務次長、ウィリアム・マグウッドNEA事務局長をはじめとするNEA事務局幹部、OECD事務局各局局長、元NEA事務局職員、邦人プレス等が出席しました。

(2) 伝達式では、はじめに兒玉大使からスピーチを行い、引き続き、兒玉大使からエチャバリ氏への勲記及び勲章の伝達、我が国関係大臣等の祝辞(岸田外務大臣からの祝辞、続いて下村文部科学大臣・小渕経済産業大臣・田中原子力規制委員会委員長の連名での祝辞)紹介、エチャバリ氏からの答礼がありました。

(3) 伝達式は厳かな雰囲気の中で執り行われ、その後、和やかな雰囲気の下のレセプションが行われました。多くの出席者から、非常に感動的な式典だった、我が国がエチャバリ氏に勲章を伝達し功績を称えたことは、エチャバリ氏本人のみならず、NEA事務局職員にとっても大きな励みになったとの声がありました。

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勲記・勲章の伝達・授与(エチャバリ氏夫妻及び兒玉大使と)


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エチャバリ氏による答礼


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兒玉大使による乾杯


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<参考>
ルイス・エチャバリ氏は、スペイン国籍、昭和24年生まれです。スペイン原子力安全委員会委員等を歴任平成9年からNEA事務局長に就任。以後、本日に至るまで約17年間に渡ってNEAのトップとしてリーダーシップを発揮してきました。エチャバリ氏の主要対日功績は以下のとおりです。
(1)福島原発事故関係対応を通じた日本への貢献
平成23年の東日本大震災後、原子力の専門家集団である国際機関NEAの長として、同人のリーダーシップと英断によりNEAの業務のうち、大部分を福島原発事故対応に傾注し日本に大きく貢献してきました。また、同人は震災1か月後、グリアOECD事務総長と共に訪日し日本政府に対し、福島原発問題の解決に向けてNEAとして全面的な支援を表明するとともに収束に向けた具体的な提案を行いました。
また、加盟国と主体的に調整の上、特別のタスクグループをNEAに設置の上、加盟国間で国際的に実施すべき事項について検討の上、平成25年9月にレポートをまとめました。同レポートは日本を含む加盟国が今後原子力安全を確保する上で有益なものとして期待されています。
さらに、平成24年12月の福島原子力安全閣僚会議に参加するため来日する他、同人のリーダーシップにより、本人のみならず、NEAの専門家が継続的に来日し、今後の原子力安全の構築に貢献しています。
(2)日本政府の取組に関する積極的な評価と発信並びに日本との協力への貢献等
過去これまで日本が原子力施設等の関係で事故・トラブルが起こった際も含め、NEA事務局長としてNEAからも日本政府の取組に関する情報を的確に加盟国の主要なステークホルダーに発信し、日本政府の信頼性の維持・向上に寄与してきました。
また、日本が重要視している次世代原子力技術開発や放射線防護の分野において、関連イベントの日本開催への尽力等、日本との協力関係の強化に貢献しました。