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OECDの概要:公共ガバナンス委員会 - PGC:Public Governance Committee

1.概要(目的等)

本委員会(PGC)は、「パブリック・ガバナンス」の現代化へ向けての戦略的課題の解明、公共部門・公的サービスの質の向上、公的機関の効率性・透明性・アカウンタビリティの向上など、行政部門の適切なあり方について議論しています。


2.組織・構成

(1)議長、副議長

議長:米国

副議長:日本(深谷健 武蔵野大学法学部准教授)のほか、 ベルギー、フィンランド、アイルランド、ポーランド、スロベニア、英国


(2)会合開催頻度

年2回


(3)非加盟国との関係

参与国:コロンビア、モロッコ、ブラジル、ペルー、南アフリカ、チュニジア、エジプト、ウクライナが参与国(participant)として参加しています。


(4)下部機構


(1)上級予算官吏作業部会(SBO)

各国の予算担当者が予算制度、予算管理に関する当面の諸問題について議論しています。

現在は、医療保険制度の財政的な持続可能性、公会計に関する諸論点、業績評価型予算編成、公共インフラに関するガバナンス等について議論を行っています。


(2)政府上級中枢官吏会合(CoG)

政策形成過程の長期的な一貫性、総合性確保のための政府中枢機関のあり方という観点から、毎年テーマを決めて、政府中枢機関(内閣官房等)の上級レベルの公務員が意見交換を行っています。


(3)上級デジタル政府官吏作業部会(EGOV)

通称は、E-Leadersと呼ばれる会合で、よりスマートで開かれたデジタル政府の実現という観点から、デジタル政府のあり方について議論しています。あわせて、電子政府指標の開発も行っています。 1年に1回、各国で開催されています。
過去(2015年)には、東京で会合が開催され、会合の結果、宣言別ウィンドウで開く が公表されました。


(4)上級公的清廉性官吏作業部会(SPIO)

公務員倫理の向上という観点から、ロビーイング活動、政府調達等における公務員の清廉性確保について議論しています。


(5)公的雇用・管理作業部会(PEM)

適切な職員配置水準、政府における適性能力管理など、公務員制度改革や公務員管理のあり方について議論しています。 あわせて、定期的に戦略的な人的資源管理の調査も行っています。2011年・2013年・2015年・2017年には、公務員給与調査も実施しました。


(6)公共部門のイノベーション観測会合(OPSI)

OECD加盟国における公共部門のイノベーションについて、OECD加盟国等の参考にするため、事例を収集して、HP上で公開しています。


3.最近の主要な活動

(1)「公共調達に関する理事会勧告」(2015)、「公共生活におけるジェンダー平等に関する理事会勧告」(2015)、「公的清廉性に関する理事会勧告」(2017)、「オープンガバメントに関する理事会勧告」(2017)、「公共サービスにおけるリーダーシップ能力に関する理事会勧告」(2019)、「公共部門におけるイノベーションに関する宣言」(2019)等を策定しています。


(2)2009年から隔年で、「図表でみる世界の政府」を刊行しています。本年、「図表で見る世界の政府2017年版」別ウィンドウで開くが公表されました。


(3)5年に1回の頻度で、閣僚級会合が開催されています。2015年10月、フィンランド、ヘルシンキにて、公共ガバナンス閣僚級会合が開催されました。日本からは、松下総務副大臣(当時)が副議長として参加しました。