OECDの概要:国際教員指導環境調査 - Teaching and Learning International Survey(TALIS)

令和4年10月3日

1.概要

TALIS(Teaching and Learning International Survey:国際教員指導環境調査)とは、学校の学習環境と教員の勤務環境に焦点を当てた、OECDの国際調査です。職能開発などの教員の環境、学校での指導状況、教員への評価やフィードバックなどについて、国際比較可能なデータを収集し、教育に関する分析や教育政策の検討に資することを目指しています。2008年に第1回調査であるTALIS2008(2009年結果公表、日本は不参加)が行われ、その後2013年に第2回調査としてTALIS2013(2014年結果公表、日本も参加)、2018年に第3回調査としてTALIS2018(日本も参加)が行われました。TALIS2018の調査結果の第一弾として、教員と校長のプロフェッショナリズムにおける知識・技能面を取り上げた「学び続ける教員と校長」が、2019年6月に、第2弾となる「専門職としての教員と校長」が2020年3月に公表されました(https://www.oecd.org/education/talis/ )別ウィンドウで開く。次回調査は2024年に予定されています。

 

※これまでの日本の結果については、国立教育政策研究所のホームページを参照(https://www.nier.go.jp/kokusai/talis/index.html )別ウィンドウで開く

 

2.TALIS運営理事会

TALISは、参加する各国政府等が費用を分担して実施するプログラム(パートIIプログラム)であり、調査に関する方針・内容は、調査参加国の代表で構成されるTALIS運営理事会で決定されます。

(1)参加国

OECD加盟国:オーストラリア、ベルギー、カナダ、チリ、コロンビア、コスタリカ、チェコ、デンマーク、エストニア、フランス、ハンガリー、アイスランド、イスラエル、イタリア、日本、韓国、ラトビア、リトアニア、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スペイン、スウェーデン、トルコ、アメリカ
アソシエイト:ルーマニア、ブラジル、ブルガリア、クロアチア、マルタ、サウジアラビア、シンガポール、南アフリカ、UAE

(2)議長

議長:シンガポール

 

3.調査内容

TALIS調査では、ISCEDレベル2の教育機関(日本の中学校に相当)においてフルタイムで指導を行っている校長・教員を対象に、質問紙調査を実施しています。
また、オプションとしてISCEDレベル1の教育機関(日本の小学校に相当)、ISCEDレベル3の教育機関(日本の高等学校等に相当)を対象とした調査も実施しています。
※日本はISCEDレベル1についてもTALIS2018から参加

2024年調査からは、幼児教育・保育に充実する保育者と園長・所長を対象とした「幼児教育・保育従事者調査(Starting Strong Survey)が、TALISの枠組みの下実施されることになります。