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兒玉大使とパリ経済学院ピケティ教授との懇談

2014年12月

 

 多くのOECD諸国で格差への対応が重要な政策課題となっています。NAECイニシアティヴ等の研究プロジェクトに見られるとおり、国際機関としてのOECDにとっても格差は重要な分析対象となっています。このため2度に渡って事務局にて講演会が開催される等、パリ経済学院トマ・ピケティ教授及びその著書「Le capital au 21e siècle(21世紀の資本)」にOECDでも大きな注目が集まっています。

 OECD代表部児玉大使は、パリ市内の教授の研究室を訪問し、最近のOECDの格差に関する取り組みや政策課題について教授と意見交換を行いました。その際のピケティ教授の発言の興味深い点をいくつかご紹介します。


(概要)


(注)OECDワーキングペーパーF. Cingano(2014)"Trends in income inequality and its impact on economic growth"をご覧下さい。日本語概要は以下のURLから参照できます。
http://www.oecd.emb-japan.go.jp/pdf/final_jap_summary.pdf