OECD保健大臣会合への塩崎厚生労働大臣の出席(2017年1月17日)
2017年1月17日、OECD本部でOECD保健大臣会合が開催され、厚生労働大臣として初めて、塩崎恭久厚生労働大臣が出席しました。
2010年以来7年ぶりの開催となる同大臣会合は、「次世代の医療改革(The Next Generation of Health Reforms)」を主題とし、医療システムにおける無駄の排除や新技術への対応といった課題について、閣僚レベルによる意見交換が行われました。
塩崎大臣は、日本政府代表として、高齢社会における持続可能な医療制度と、患者にとっての価値に基づく医療の質の向上を目指す旨を表明し、医療におけるICTの活用等の取組について紹介しました。
また、前日16日には、「人を中心とした医療:医療の未来に関するOECD政策フォーラム(People at the Centre: OECD Policy Forum on the Future of Health)」が開催されました。
塩崎大臣は、「保健大臣との対話」セッションにおいてパネリストを務め、自身のリーダーシップの下で取りまとめた、急速な高齢化の進展など将来を見据えた長期的ビジョン「保健医療2035」を紹介しました。
さらに、会合期間中には、グリアOECD事務総長のほか、議長の英国ハント保健大臣、副議長のチリ・カスティージョ保健大臣及びドイツ・グレーエ保健大臣、イタリア・ロレンツィン保健大臣、ノルウェー・ホイエ保健大臣、マイケル・ポーター教授(ハーバード大学経営大学院)と会談し、保健アジェンダに関する意見交換を行いました。
<関連リンク先>
閣僚声明(英語)/閣僚声明(日本語仮訳)
OECDのウェブサイト
厚生労働省のウェブサイト ※塩崎大臣のスピーチ原稿掲載
※ 政策フォーラムの塩崎大臣のスピーチ動画については、こちらのページの中段の"Live webcast"内、"Afternoon session"の2時間21分15秒~2時間32分00秒を、質疑応答については3時間4分9秒~3時間9分42秒をご覧ください。
政策フォーラムでスピーチを行う塩崎厚生労働大臣(左から3人目)
閣僚集合写真(最前列左から3番目が塩崎厚生労働大臣)
塩崎厚生労働大臣(中央右)とグリアOECD事務総長(中央左)、鈴木OECD代表部臨時代理大使(左端)
塩崎厚生労働大臣とチリ・カスティージョ保健大臣
塩崎厚生労働大臣とイタリア・ロレンツィン保健大臣
塩崎厚生労働大臣とノルウェー・ホイエ保健大臣
チーム日本(厚生労働省の出張者、OECD代表部担当者とともに)